2026年2月23日(月・祝)に「第4回ウィキペディアタウンinさがみはら@橋本」を開催しました。2月とは思えないほど気温が高く、少し歩くと汗ばむほどでした。橋本駅から徒歩20分ほどの「原家長屋門」に午前10時に集合し、「橋本の歴史を知る会」のかたの案内を受けながら、街歩きをスタートしました。
最初に清兵衛新田を開発した原清兵衛光保宅の「原家長屋門」の説明を受けました。通り沿いに少し進むと、趣の異なる小山家の長屋門があります。2つの長屋門を見比べながら、次の場所へ向かいました。



ゆるやかな坂を下りた所にある蓮乗院は、真言宗のお寺で、清兵衛新田開発の際、江戸代官所の宿舎となりました。山門を入るとすぐ寺子屋・養麟学舎の記念碑もあります。昭和56年に、徳川幕府の貴重な資料「順席」が見つかり、これがどれほど大発見だったかというお話を興味深く聞きました。
蓮乗院からさらに下った所に「うま坂」という標柱が立っています。現在こそ道は舗装され坂も緩やかになっていますが、標柱には昔は馬も息を切らすほどの坂道だった、と当時のようすが書かれていました。そして、すぐ近くに「庚申塔」があります。かつては立派な青面金剛が彫られていたそうですが、風化してその姿は見られません。青面金剛は病魔を退散させる勇ましい金剛童子。その姿を、他の地域の庚申塔の絵を見せながら説明してくださいました。最後に、春のお彼岸には蓮乗院のご住職が供養し、近所のかたが守っているという「子育て地蔵」に寄って、一旦解散となりました。それぞれに昼食をとって、午後は橋本図書館の研修室でウィキペディア編集に臨みました。
研修室では、始めに橋本図書館職員から図書館についてのお話を聞きました。次いで実行委員からウィキペディアについての説明を受け、編集の簡単な練習を行いました。その後、編集する記事の担当を決めました。新しく立項したのは「蓮乗院(相模原市)」。インフォボックスに基本情報や写真を入れたり、各項目に記事を書いたりしました。ほかにも「清兵衛新田」に記事や出典を追加したり、「原光保」に出典を付けたりしました。橋本図書館の郷土資料を存分に使い、編集作業を進めました。
最後の振り返りでは、自分が編集した記事を発表し、そのページを参加者全員で共有しました。短い時間で多くの記事が書き加えられたり、たくさんの出典がつけられていたり、共有するたびに拍手がおきました。



今回は、第3回まで講師をしてくださった海獺さんからバトンを受けて、実行委員が編集の進行を行いました。緊張もありましたが、3名のウィキペディアンのサポートにより、無事にウィキペディアの編集を行うことができました。また、図書館職員から橋本図書館ならではの特色などをお話していただくことで、図書館の魅力を参加者に伝えることができました。事後アンケートでは、参加者全員から「次回も参加したい」という、嬉しい感想をいただきました。さらに、新規立項した「蓮乗院」が、2月27日ウィキペディアの「新しい記事」に載るという、思いがけない出来事もありました。
橋本はあちこちに史跡が残っていて、歴史を体感できる魅力的な街です。それをウィキペディアで発信する意義を参加者のかたに知っていただけたと思います。
ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
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