【報告】ウィキペディアタウン㏌さがみはら@橋本

2025年2月15日(土)に「第3回ウィキペディアタウンinさがみはら@橋本」が開催されました。晴天に恵まれ、街歩き日和でした。橋本駅から徒歩15分ほどの「瑞光寺」に午前10時に集合し、橋本の歴史を知る会のかたの案内で、お寺を見学しました。瑞光寺は相模原市立旭小学校前身の寺子屋「本然学舎」が開校された地です。当時の生徒の名前が刻まれている碑を見ながら、お寺の歴史を聞きました。
瑞光寺から少し歩くと、左手に立派な牛久保家の長屋門が見えてきます。相模原市の登録有形文化財として有名です。長屋門の説明とともに、牛久保家に伝わる不思議な「持ち上げ観音」の由来や実際に観音様を持ち上げて重さを測った時のお話なども聞きました。橋本駅に帰る途中、旭小学校にも寄って、街歩きは終了。一旦解散し、それぞれに昼食をとって、午後は橋本図書館の研修室でウィキペディア編集に臨みました。

研修室では、始めに元ウィキペディア管理者の講師からウィキペディアについての説明を受けました。その後、編集する記事の担当を決めました。新規記事「瑞光寺(相模原)」を立項し、他にも「長屋門」の「各地の長屋門」に相模原市の長屋門を追加。さらに「相模原市立旭小学校」には学校名の命名理由などの編集を行いました。橋本図書館の郷土資料を使いながら、既存の記事に出典を付けたり、記事にする文章を考えました。

最後の振り返りでは、自分が編集した記事を発表し、そのページを参加者全員で共有しました。編集した感想なども語り合い、和やかな雰囲気で、午後もあっという間に終了しました。

今回は、会場の橋本図書館がシステム更新のため閉館中で、OPACで資料を検索できないなど、参加者の皆さんにはご不便をおかけしました。それでも「バックヤードを見られてちょっと楽しい」など前向きなお声をいただきました。また、つなぐ会の活動をSNSなどで発信してくださっている「めぐり報」さんが取材に来てくださって、早速Xにウィキペディア編集をしているようすをアップしてくださいました。

橋本はあちこちに史跡があり、歴史を体感できる魅力的な街です。それをウィキペディアで発信する意義を参加者のかたに伝えられたのではないかと思います。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

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